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さるく長崎 軍艦島編(おまけつき)

長崎県に行ってきました。
二日間だけでしたが…やっぱり旅はいいね。

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長崎旅レポート『軍艦島』編。


市内からローカルバスで約1時間。
長崎県の西の端、小さな漁村に囲まれた海の上に
異様な形をした島が浮かんでいた。
今回目標地点のひとつ、「軍艦島」だ。
無人島、そして島全体が廃墟という
おそらく唯一無二の島じゃないかな。

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漁村で、あれこれ迷いながらも、船をチャーターすることに成功!
島は立ち入り厳禁で入れないけれど…おっちゃんに近くを漁船で回ってもらえることに。
ま、これでも十分ラッキーです。


以下、おっちゃんの話をもとに、
軍艦島の概略(歴史)をまとめてみました。

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軍艦島(正式名称:端島 はしま)は、明治以降、良質の石炭が採れる炭鉱として栄えた。
炭鉱の周囲を埋め立てて作られたこの島には、
炭鉱施設や住居をはじめ、学校、病院、神社、映画館や遊園地などもあった。
三交替制でシフトが組まれ、島内の労働者の家賃は無料だったという。
数多くの人々が、このユートピアを求めて島での生活をはじめ、
一時期には世界一の人口密度に達したこともあったそうだ。
(強制労働者として連れてこられた韓国・朝鮮人の人々も数多くいたらしい。)

エネルギー革命によって、主燃料が石炭から石油に変わると、
島内の産業は衰退の一途を辿り、
今から約35年前の1974年に閉山、
住民も全て島を離れ無人島になった。

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ちなみに『軍艦島』の由来は
そのシルエットが当時の軍艦「土佐」に似ていたためだという。
絶え間なく島内の煙突からは黒煙が上がり、
夜は不夜城のごとく、島はネオンの光で瞬いていたに違いない。

栄枯盛衰-
繁栄はすっかり影をひそめ、島は静かに波に打たれ続けていた。
多くの人々の思いやロマンを内に秘めながら。

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※現在は世界遺産登録を目指しており、4月からは島のほんの一部だけ入ることができるそう。
  ん~どうなんだろ。


《おまけ編》 

長崎の眼鏡橋付近で見つけました。
(写真を見直したら偶然入ってた。。)

愛はきっと気が付けばそこにあるもの。
 ↓ ↓ ↓
P3291500.jpg
 
気が付かれましたか?
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コメント 2

ろも

かわいい写真ですね♪
by ろも (2009-04-07 22:01) 

KC

>おのくん
ありがとう。
偶然入ってて、ちょっとびっくりした。

そこそこ有名らしく
知ってる人は知ってるらしいねんけどな。
by KC (2009-04-08 23:17) 

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